マイホームを持つと決めたらイメージはどんどん膨らんでいきます。
新築物件や注文住宅を購入するとき、「映画やドラマに出てくるようなオシャレな家に住みたい」と思う人も多いでしょう。
家の間取りや内装、外装にも流行があります。
今、人気なのが「リビング(イン)階段」のある家です。
新築の家にリビングイン階段を作るメリット~人気の理由~
「リビングイン階段」とは、文字通りリビングの中を通る階段のことで「リビング階段」とも呼ばれます。
一般的に階段は廊下に沿って作られますが、リビングイン階段はリビングの中に作られるため、基本的には部屋を仕切る壁がありません。
そのため、階段部分が吹き抜けのようになっています。
階段部分には壁がないので廊下もなく、2階への上がり降りが見える構造なので天井が高く感じられます。
部屋全体が広い印象になるのです。
壁のような遮蔽物がないので、部屋の採光も十分で家全体が明るくなります。
ドラマなどではよく2階からリビングイン階段を降りながら1階にいる家族に話しかけるシーンが見られますが、高い天井と豊かな採光は、開放的で明るく仲の良い家族のイメージに合うのでしょう。
リビングイン階段を新築の家に作るメリットとデメリット
リビングイン階段を新築の家に作るメリットとしては、まず、家全体が開放的で広く感じられる点が挙げられます。
また、リビングを通らなければ2階へ上がれないため、家族の様子もよく分かります。
さらに、リビングイン階段の構造を利用して、1階と2階の間に中2階を作ることもできるので、作業部屋など持つことも可能です。
他方でデメリットもあります。
たとえば、壁や廊下が少なくなるため、家全体に音が響きやすくなります。
リビングを通らなければ2階に上がれない構造で下の階の音が2階にまで響く環境は、時には風通しが良すぎると感じるかもしれません。
これはリビングイン階段がもつ構造上のメリットでもありデメリットでもあると言えます。
しかも、風通しの良い空間は、冬には寒いという感想もあるようです。
これから家を建てるのであれば、断熱材などしっかり打合せをしておきましょう。
また、リビングイン階段はリビングの中に設置するため、階段の設置面積分だけ部屋が狭くなります。
建売を購入する場合は、家具や家電の配置について事前に考えておくとよいでしょう。
まとめ
間取りや内装、外壁など家にも流行があります。
今はインテリア階段が人気ですが、開放的な構造上、音や空間に落ち着かない人もいるようです。
家を新築する場合は、事前にメリットだけでなくデメリットも確認して、あとで後悔しないようにしたいですね。
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