住宅ローンの返済がむずかしくなった時の対処方法のひとつとして知られている任意売却。
多くの方が疑問に思うことが多いのが、任意売却をした後の自動車ローンや車の所持の有無についてではないでしょうか?
今回は、持ち家の任意売却を検討中の方が知っておくべき任意売却と車の関係について解説していきます。
ローンの返済に困ったら利用できる不動産の任意売却とは?車持ちの方必見
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、住宅ローンの返済に悩んでいる方が増えていると言われる昨今。
持ち家を売却することで、滞ってしまっていた住宅ローン返済に突破口を見出すという方法があることをすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
通常、債権者は不動産を競売にかけて債務者から債権を回収する権利がありますが、これに対する方法として存在するのが任意売却となっています。
そもそも、任意売却とは、債務者が債権者となる借入先の金融機関との協議の上、同意を得て不動産を売却するという方法です。
任意売却では、「より早くより確実に」債権を回収しようとするため、債権者が売却金額を決定するというかたちが取られます。
競売と比べるとそれほど条件が悪くない任意売却ですが、もし可能であるなら、任意売却を決める前に、通常売却を検討してみるのがおすすめです。
任意売却を本格的に検討しはじめる前に、まずはいくつかの不動産会社に持ち家の査定をしてもらい通常売却をおこなうことも視野に入れましょう。
知っていますか?家を任意売却しても車を残す方法と自動車ローンへの影響
強制的におこなわれる不動産の競売とは異なり、自主的におこなう任意売却は、あくまでも債務者と債権者の話し合いの結果おこなわれるもの。
例えば、通勤などに車が必要ということであれば、任意売却をした後でも車を売却せずに済むよう話し合いを進めることもできます。
ローン残債は地道に返済していく必要がありますが、とても心強いですよね。
しかし、任意売却をした後にもローン残債がまだあり、やむを得ず自己破産をする場合は、車を手放すこととなりますので注意しましょう。
また、任意売却後は新規で自動車ローンや住宅ローンを組むことができなくなります。
注意しておきたいのは、住宅ローンの返済が滞ってしまっているのと同時に、自動車ローンの返済も滞ってしまっている場合。
この場合は、車を手放さないといけなくなってしまいますので、車を手放したくない場合は、自動車ローンの滞納をしないように心がけましょう。
まとめ
不動産の任意売却と車と自動車ローンの関係を簡単に解説させていただきました。
持ち家は手放しても車だけでは手放したくないというケースもあるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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