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不動産を購入する前に知っておきたい!住宅性能評価書について解説

不動産を購入する前に知っておきたい!住宅性能評価書について解説

不動産購入をお考えの方なら、住宅性能評価書という言葉を耳にする機会があるのではないでしょうか。
あると安心と言われる住宅性能評価書ですが、具体的に住宅における何を評価するものなのかわからないという方もいるかもしれません。
今回は住宅性能評価書とは何か、またメリットやデメリットもご紹介しますのでぜひ目を通してみてください。

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不動産購入をする前に住宅性能評価書とは何か知っておこう!

住宅性能評価書とは、住宅性能表示制度という住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づいて、国に登録されている第三者機関が住宅を評価し発行したものです。
住宅性能評価書の取得には、10万円から20万円の費用がかかります。
住宅性能表示制度は、設計段階でおこなわれる設計性能評価と、建築後におこなわれる建設性能評価の2種類に分かれています。
住宅性能評価書を取得するのは義務ではなく、取得するかどうかは住宅購入者に委ねられます。
住宅性能表示制度が定められる以前は、高性能と言っても基準はさまざまなので、購入者は判断しづらい状況でしたが、住宅性能表示制度が定められたことによって、購入者は住宅の性能について比較や判断がしやすくなりました。
住宅性能表示制度で評価される分野は、以下の10分野です。

●性能評価の必須分野(4項目)
構造の安定性、劣化の軽減、維持管理・更新への配慮、温熱環境・エネルギー消費量。

●性能評価の分野(6項目)
火災時の安心、空気環境、光・視環境、音環境、高齢者への配慮、防犯。
評価項目を増やすほど費用もかかってきますので、必須分野のほかは必要だと思うものをよく検討していくと良いかもしれません。

不動産購入時に住宅性能評価書を取得するメリット・デメリット

メリット


●住宅ローンや地震保険で有利に
耐震等級3を取得した場合、地震保険の割引率は50%となります。
また住宅ローンでも、金利引き下げの対象となる場合があります。

●購入前に住宅性能が確認できる
建物の性能が数値や等級で表示されるため、建築関連に詳しくない方でも比較対照しやすくなります。
また、国に登録されている第三者が評価するので、安心感もあります。

●トラブルが発生した際に紛争処理機関の利用が可能
万が一、建築会社などとトラブルになった場合、弁護士や建築士による相談が無料で受けられたり、指定住宅紛争処理機関に紛争処理の申請ができたりします。

デメリット

住宅性能評価書を取得するには、10万円から20万円費用がかかります。
さらに評価を上げるための工事をした場合、建築コストが上がってしまう可能性も考えられます。
また住宅性能評価書を取得したからと言ってその他の部分で不具合が起きない保証はないことも念頭に置いておく必要があります。

まとめ

住宅性能評価書とは、国に登録されている第三者が、評価方法基準に基づいて住宅を評価したものです。
住宅性能評価書を取得することで、性能を比較しやすくなったり地震保険の割引率が高くなったりするメリットがありますが、取得に費用がかかったり建築コストが上がったりするデメリットもあります。
不動産の購入にあたり住宅性能評価書についてお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
私たち株式会社ダンデ・ライズ鷺沼支店は、一戸建てや土地などの不動産に関する情報を豊富に取り扱っております。
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