水路に面している土地の売却を検討している方のなかには、「デメリットがあるため売却できないのではないか」という不安を抱えている方がいます。
実際、買い手が見つかりづらいというデメリットがありますが、売却できないわけではありません。
この記事では、売却しにくい水路に面している土地のデメリットと売却方法や注意点について解説します。
売却しにくい水路に面している土地のデメリット
水路に面している土地には、さまざまなデメリットをあります。
具体的には以下のとおりです。
●接道義務を満たしておらず建物の増築や再建築ができない可能性がある
●水分を多く含んでいるため軟弱地盤である可能性が高い
●雨など増水した場合、水路が溢れることで浸水する可能性がある
上記のようなデメリットがあるため、買い手側が敬遠するケースが多く、買い手が見つかりにくいケースが多いです。
そのため、売却価格を相場よりも値下げするケースも少なくありません。
売却は可能ですが、デメリットが多く売却が容易ではないことを理解しておきましょう。
水路に面している土地の売却方法
接道義務を満たしていないことで売却できない場合は、水路の占用許可を取って、条件を満たした橋をかけることで通常の物件と同じように売却できます。
建築基準法上で問題がないため、再建築や増築が可能になるためです。
しかし、多額の費用が場合もあるため、注意する必要があります。
また、建物を建築しない居住用でない土地として売却すれば、買い手が見つかる可能性は高くなります。
しかし、買い手が限られるため、買い手が見つかっても高く買ってくれない可能性があります。
このような方法で売却できる可能性はあがりますが、どちらもデメリットがあるため、内容を理解して最適な方法を選ぶようにしてください。
水路に面している土地を売却するときの注意点
水路に面している土地を売却するときはいくつかの注意点を理解しておく必要があります。
1つ目は占用許可が認められるかを確認することです。
接道義務を満たしていない物件で占用許可を取得して売却する場合、占用許可が買主に引き継がれないとトラブルになってしまいます。
そのような事態に陥らないためにも、占用許可の取り扱いを確認しておきましょう。
2つ目は告知義務を怠らないことです。
水路に面している土地は、軟弱地盤や建築不可など告知義務に該当する瑕疵があります。
仮に告知義務を怠ると損害賠償請求や契約解除になる可能性が高いです。
また、瑕疵があるため、通常の土地と比較すると売却価格が下がってしまう可能性がありますが、リスクを考えるなら告知義務を果たすほうが無難です。
まとめ
水路に面している土地のデメリットや売却方法、注意点について解説しました。
デメリットがある土地でのため、売却方法の工夫や注意点を理解して売却することが重要です。
売却に失敗しないためにも、この記事の内容を参考にしてみてください。
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