ダンデ・ライズ > 株式会社ダンデ・ライズのスタッフブログ記事一覧 > 4月からの「フラット35」について

4月からの「フラット35」について

カテゴリ:お役立ち情報


住宅を購入する際、どのように住宅ローンを組むのか、どこの金融機関から借りたらいいのか、多くの方が悩むところだと思います。その住宅ローンの一つ「フラット35」は、2023年の4月から審査基準が変わります。

住宅あんしんニュース(No.271 2023325日発行)の記事を基に、紹介したいと思います。






フラット35とは



まず「フラット35」についてですが、前述のとおり、住宅ローンの一つです。多くの住宅ローンは変動金利型であるのに対し、「フラット35」は固定金利型で、政府(国)が『国民の住宅取得を推進するため』の商品として作りました。そして、住宅の取得を安心して行えるよう、『全期間(借り入れから返済が終わるまでの期間)固定金利型の住宅ローンが必要』と考えて作ったため、民間の金融機関が用意している固定金利型の住宅ローンとは違う特徴があります。

それは、購入物件が審査の対象になるということです。『購入する物件が国の定める基準を満たした優良住宅か』ということが重要で、それを証明する『適合証明書』の取得が必要になります。つまり、収入や勤続状況が良く、返済がきちんと見込まれたとしても、物件が国の定めた基準を満たさず、『適合証明書』が取得できない場合は、利用できない住宅ローンだということです。

フラット35とは?どんな住宅ローンなのか現役FPがわかりやすく解説 (fpbank.co.jp)より要約)




すべての新築住宅で省エネ基準適合が必須に



脱炭素社会の実現に向けて、省エネ対策の強化が加速しています。2025年の省エネ基準適合義務化を前に、新築住宅では、各種認定制度や支援措置などの基準の追加や引き上げが続き(住宅性能表示制度では、断熱等性能等級5.6.7、一次エネルギー消費量等級6の新設がありました)、住宅金融支援機構では、※フラット35Sの基準の一部を改正し、省エネ性の基準を強化し、新たに※「ZEH」(ゼッチ)区分を設けました。

そして住宅支援機構は、省エネ技術基準の見直しを図り、フラット35における省エネ基準の要件化を実施します。

具体的には、新築住宅を取得する場合でフラット35を利用するには、4月以降に設計検査申請を行うものから、「断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上」への適合が求められることになります。

(前述の住宅あんしんニュースより要約)

 

※フラット35S:より質の高い物件なら、優遇される住宅ローン(フラット35とは?どんな住宅ローンなのか現役FPがわかりやすく解説 (fpbank.co.jp)より要約)

※「ZEH:ゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)当ページでは、省略します。詳細はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について - 省エネ住宅 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト (meti.go.jp)をご参照頂けたらと思います。

 


 

まとめ



住宅ローンの種類も基準も、時代と共に変化します。分からないことも多く、不安もたくさんあるかもしれません。私たち株式会社ダンデ・ライズ鷺沼支店は、新築住宅の取り扱いはもちろんのこと、住宅ローンについても豊富な知識を持っております。
まずはお気軽にご相談ください。

弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓




≪ 前へ|建売住宅を節約して購入するコツとは?諸費用や内訳を解説   記事一覧   市街化区域とはどのようなエリア?概要やメリット・デメリットをご紹介|次へ ≫

トップへ戻る