マイホームの購入や建築を検討している方のなかには「鉄筋コンクリート造は何が違うの?」と建物構造で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
建物構造は住み心地を左右する大切なポイントなので、特徴をリサーチしておくことが重要です。
そこで今回は、鉄筋コンクリートのメリット・デメリットにくわえて、どのような方におすすめなのかについてもご紹介します。
建物構造が鉄筋コンクリートの住宅で暮らすメリット
鉄筋コンクリート造の住宅は耐久性に優れています。
メンテナンスや補修をおこなえば100年以上もつと言われており、長く住み続けるのに向いている建物構造です。
また耐震性にも優れていて、大きく揺れにくい、崩れにくいなどのメリットがあります。
さらに、木造に比べて燃えにくい材質でもあります。
耐火性が良いと火事が起きてから燃え広がるまでに時間がかかるため、安全に避難することが可能です。
鉄筋コンクリートは災害などの緊急時だけではなく、日常生活でもさまざまメリットが得られます。
たとえば音を通しにくく騒音トラブルが起きにくく、気密性が高く省エネな暮らしを実現しやすい点も特徴的です。
気密性の良さは光熱費の削減にもつながります。
また、木造に比べてデザイン性の高い住宅づくりができる点も注目されています。
建物構造が鉄筋コンクリートの住宅で暮らすデメリット
鉄筋コンクリート造の住宅は材料費や人件費がかかりやすく、結果的に建築費用が高くなりやすいデメリットがあります。
木造に比べて1.5倍程度も価格が変わるため、マイホーム購入にかけられる予算がある程度決まっている方は無理のない支払い計画を立てなければなりません。
建物自体の重量が増えるぶん、地盤の弱い土地を選んだ場合は地盤改良などの工事が必要です。
さらに、湿気を吸収する木造と比較して湿気がこもりやすいデメリットもあります。
カビを発生させないためにも、除湿機などを活用するなど対策を考えておきましょう。
ほかにも外気の影響を受けやすい、モバイルWi-Fiが接続しにくい、壁のタイプによっては防音性が低いなどのデメリットもあります。
建物構造が鉄筋コンクリートの住宅はどんな方におすすめ?
鉄筋コンクリート造の住宅は耐震性や耐火性に強いため、安全に暮らすことを重要視している方におすすめです。
ただしほかの建築構造に比べて高額になりやすいため、購入資金に余裕のある方に向いています。
住宅ローンを支払っていけるか不安を感じている方は返済シミュレーションをおこない、無理のない返済計画でどのようなマイホームが建てられるのかを考えてみましょう。
また遮音性の高さも評判なので、少しの音を敏感に感じ取ってしまう方にもおすすめです。
音だけではなくWi-Fiの電波まで遮ってしまう可能性があるため、普段からスマートフォンなど波長の長い電波しか利用しない方に向いています。
まとめ
鉄筋コンクリートは耐久性や安全性の高さがある一方で、購入やメンテナンスに費用がかかりやすい点に注意が必要です。
予算と普段の生活を振り返って、自分や家族にとって最適な建物構造かどうかを慎重に検討しましょう。
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