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地目が山林の土地を購入するデメリットは?宅地へ地目変更する必要性も解説

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地目が山林の土地を購入するデメリットは?宅地へ地目変更する必要性も解説

一般的な住宅地と異なり、高い位置に住宅を建てると眺望に恵まれ、夜景を見るのにも適しているでしょう。
ところで、山を購入しても住宅を建てるにはハードルが高いのをご存じでしょうか。
この記事では、山を購入するデメリットのほか、宅地へ地目変更する必要性についても解説するので、山林を購入して住宅を建設する予定の方はお役立てください。

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地目が山林の土地を購入するデメリット

土地は法務局が登記簿において管理しており、所有者のほか地番、面積、地目などが記載されています。
山林とは耕作の方法によらないで竹木の生育する土地を指しており、住宅が建てられている土地の地目は宅地です。
山林は、建築基準法や都市計画法、森林法などにより土地利用が規制されている可能性があり、住宅を建てる際のデメリットとして複雑な手続きが必要になる点があげられます。
また、住宅を建てられるうえで山を切り崩して整地するほか、樹木の伐採などの造成工事に数百万円から数千万円がかかるでしょう。
土砂災害警戒区域や急傾斜地崩壊区域に該当している土地は、災害に弱いリスクも懸念されます。
また、水道管が引き込まれていないときには水道管を引き込むのに1,000万円以上がかかるケースも想定されるなど、住宅を建てる土地としてはデメリットが多々あります。

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地目が山林の土地を購入するメリット

山林におけるメリットの1つは、土地代や固定資産税が安い点です。
ただし、デメリットでも示したとおり造成工事や水道管の敷設に高額な費用がかかる可能性があり、注意しなければなりません。
一方で、山林は広大な土地を安価で購入でき、法的な規制を解除できるケースにおいては大型の建物を建築するなど、さまざまな土地利用を考えやすくなります。
また、切土で整地した土地は埋立地に比べると地盤が固い傾向があり、地盤改良工事が不要になる可能性が高い点もメリットになるでしょう。

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地目が山林の土地を購入してから宅地へ変更する必要性

法規制などに対処したうえで住宅を建てるときには、不動産登記法に基づき宅地へ地目変更登記を手続きする必要があります。
また、金融機関で資金調達するうえでも、山林のままでは融資を受けられないでしょう。
山に住宅を建設するときには、地目の変更と同時並行で家を建てるケースが多くを占めています。
なお、地目変更登記に登録免許税はかかりませんが、司法書士などに手続きを依頼すると報酬として5?10万円が必要になります。

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まとめ

山林の土地を購入する際は、整地や伐採に高額な費用がかかるため注意が必要です。
また、建築基準法や都市計画法などによる法的規制も多く、住宅を建てるには複雑な手続きが必要です。
購入後は宅地へ地目変更する必要があり、金融機関からの融資にも影響します。
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