こんにちは!
管理部です。
「ウッドショック」という言葉、耳にしたことがありますか?
ニュースを見ていても、あまり聞いたことが無いのではないかと思います。
私も初めて耳にしたのは会社ででした!
今、木材の需要に対して供給が追い付かず価格が高騰しています。
何故、供給不足が起こったか?実はコロナ渦が係わっています。
まず、木材の供給は国産木材より海外からの輸入木材の使用の方がメインでした。
そんな中、海外ではコロナ渦での金融緩和による金利が下がり、
かつステイホームで郊外に家を建てる人が増えて世界的に木材の需要が多くなりました。
世界的に木材の需要が大幅に増えた
世界的に需要が多くなったという事で輸出国では輸出量が増えますが、
運輸の為のコンテナには限りがあります。
コンテナが足りず、結果、購入出来たとしても直ぐに日本に輸入されてきません。
日本に輸入されるまでに時間がかかる
木材は有限です。世界的な需要拡大となれば木材価格の高騰は必至ですね。
さらに購入出来たとしても運輸の順番待ちがあります。
待っているだけでも保管するためのコストが掛かります。
結果、物流コストも通常よりも高くなってしまいます。
※現在は、ウッドショックが起こる前より値が約3~5万円UPしている状況です。
恐らく10月頃には坪9~10万円までUPする所も出てくるのではないかと思います。
木材価格・物流コストの高騰で値上がり
じゃあ、輸入木材ではなく国産木材を使えば良いんじゃない?と思われるかと思います。
実際、国産材に切り替えている企業様もおります。
しかし、そもそも国産木材の供給量は少ないので
輸入木材に頼っていた分をカバー出来る量はありません。
自給率を上げるにしても、環境を整えるのに時間はかかります。
国産材も不足
実際にどのような影響・対策を取っているかのアンケートをご覧ください
”住宅あんしんニュース№250の工務店アンケート”より引用
対応策としてはお客様に状況説明をし、在庫が確保できるうちに早期発注、または代替材を手配を。
若しくは設計や仕様の変更で対応出来るところは変更、といった企業が多数のようですね。
とはいえ、すべてカバーするのは難しい所です。
工期の遅延、着工・上棟の延期(再開の目途がたたない)、新規受注を控える等の対応を
せざるを得ない企業様も出てきています。
現在も高騰し続けている状態ですので、建築中もしくはこれから建築予定の方は
いつまで続くのかわかりませんのでご注意ください。
まとめると、今現在建築をご検討されている方、建売物件をご購入をお考えの方は
急いだほうがよさそうです。来年は建売に関しては供給量が圧倒的になくなる予想です。
神奈川・東京の不動産又は、田園都市線・小田急線・東横線・ブルーライン・グリーンライン線の
不動産探しは弊社㈱ダンデ・ライズにお任せください!
それではまた次回!(^_-)-☆